Challenge チャレンジ
2016CS大会準優勝(ETロボコン2016チャンピオンシップ大会デベロッパー部門プライマリークラス)
ETロボコン2016 チャンピオンシップ大会 [2016年11月16日(水)~17日(木)]
横浜のみなとみらいで、ETロボコン2016チャンピオンシップ大会(以下、CS大会)が行われました。
この大会は全国の地区大会で上位の成績を取ったチームが出場する大会で、出場チームには誰もが名前を知っている大企業や大学のチームが勢揃いです。
“チームEYES”はその中でLコース、Rコース共に上位のタイムで完走し、見事に準優勝を勝ち取りました。
では、準優勝したチームのメンバーに感想を聞いてみましょう。
インタビューア(以下I) 「CS大会準優勝おめでとう!!早速ですが、この成績を残せた要因、勝因から聞きたいと思います。」
NK 「情報収集だと思います。東海地区大会で総合優勝し、CS大会出場を決めた後、東京大会を見学しに行ったんですよ。
そこで早かったチームがどんな動きをしているか分析し、そのチームを超える走り方を検討しました。」
I 「STくんは?」
ST「自分の場合、ロボコンから卒業したいって気持ちが原動力になったかな。”チームEYES”がロボコンに参加した当初からやっているので、
いい加減プライマリクラスから卒業しないとダメだろって思いました。それに社長がいい成績出したら卒業してもいいって言ってくれたので。」
I 「STくんは今回もモデルを書いてますよね」
ST 「毎回東海大会の審査とワークショップでボロクソに言われていたので、そこは注意して同じ指摘をされない様に心がけました。
後はデザインパターンに凝ったことかな。プライマリクラスでは評価対象ではないので、メンバには不評でしたが。」
I 「SYくんは何かありますか。」
SY 「僕は、先輩方が積み上げてきたノウハウがあったからじゃないかと思います。」
I 「自分の手柄だと思うことを挙げて良いんだよ。」
SY 「自分の手柄とは言えないですが、大会直前には夜遅くまで頑張った日もあり、Mさんがモツ煮やピザの夜食を用意してくれたから
がんばれたと思います。」
NK 「そう、おいしかったよね。会社にカップ麺やお菓子が常備されているので、僕にとってカップ麺はロボコンの味になっちゃいました。(笑)」
I 「大会ではRコースで見事なショートカットを見せてくれましたね。」
NK 「それも情報収集の賜物で、東京大会や他の地方の大会のビデオを見て考えました。文字の上なら障害物を置かれないだろうと。
うちのロボットはシナリオで走り方を制御できるようにしているので、簡単に調整できるんです。」
ST 「でもね、ショートカットの調整したらゴールの距離がずれて、ガレージインで壁に触っちゃったんですよ。あれは惜しかったです。」
I 「そうですね。僕も観客席で見てたけど、遠目には壁に触れたのは分からなかったよ。ホント惜しかったね。」
I 「LコースはSYくんが担当してくれたんですよね」
SY 「はい、東海大会でも完走していたので、CS大会では高速化を目指しました。東海大会より6秒速く出来ました。」
I 「凄いですねぇ。」
ST 「ちなみに、ボーナスステージのルックアップゲートは成功率高いけど、開発は簡単じゃなかったんですよ。
今年はロボットがEV3になったんですが、重心が上がったので以前のロボットより倒れやすくなったんです。
ゲートくぐる時の倒れる角度や元に戻す時の制御は微妙な調整の結果なんです。」
I 「なるほど。」
I 「そろそろインタビューを終わりにしますが、来年に向けて一言づつお願いします。」
NK 「CS大会へ向けて時間を掛けてがんばったけど、上には上がいる事が分かりました。来年は優勝できるように頑張ります。」
ST 「来年は、出ません。」
SY 「来年どうなるか分からないけど、リベンジしたいです。」
I 「ありがとうございました。」
P.S.
応援してくださった皆様、レプリカコースを心よく貸してくださった沼津情報・ビジネス専門学校様にこの場を借りてお礼申し上げます。